賃貸物件情報誌などを見ていると、たまに、「分譲賃貸のハイグレードなお部屋です!」、などの文句を見かけることがあります。

この、“分譲賃貸”とは何でしょうか?また、普通の賃貸住宅とは何が違うのでしょうか?

 分譲賃貸マンションとは、元々販売することを目的に建てられたマンションのことを指します。例えば、三菱地所さんの“ザ・パークハウス”シリーズや、東急不動産さんの“ブランズ”シリーズなどが代表的です。よくチラシなどで見かけますよね。

 対して、普通の賃貸マンションは、最初から貸すことだけを目的に建てられたマンションです。多いのは、地主さんが自分の土地に賃貸用の1棟マンションを建てるケースです。

 さて、この2つ、見た目は同じマンションに見えますが、中身は別物です。

販売用の分譲マンションは、買い手も真剣に将来の我が家を見つけにきているので、そのクオリティにもこだわります。

例えば、壁の厚さ。せっかく高い金額でマンションを買っても、隣からの音が気になるようでは困ります。なので、分譲マンションは壁がぶ厚く作られています。また、上下からの音も気になるので、天井や床も二重構造になっていたりします。

その他、キッチンが大きく立派だったり、バスルームも広めのものが使われます。

 対して普通の賃貸マンションは、基本的には大家さんの商売なので、なるべくコストを抑えて建てられるのが一般的です。結果、壁の厚みが必要最低限になったり、バスルームも少し小さめになったりします。また、借り手の方も、購入するわけではないので、部屋が気に入らなければ、最後は退去すれば良いわけです。

なので、借り手側もそれほど高いクオリティは求めません。

なので、このような品質の差が生まれるのです。

手頃な家賃で分譲賃貸マンションが出ていたら、ラッキーですね(^^)