家を買う時にまず迷うのが、マンションにするか戸建にするか、ということだと思います。

そこで今回は、マンションと戸建、それぞれのメリット・デメリットについて考えてみることにします。

【マンションのメリット】
・駅前など、立地が良い場所に住める
・同じ立地で同じ広さの戸建と比べると、価格が安い
・高層階は、日当りや眺望が良い
・ワンフロアなので、階段の上り下りが無い
・戸締りが楽
・火災に強い
・火災保険料が安い
・建物の管理は、管理会社がやってくれる

【マンションのデメリット】
・隣戸や上下の部屋の音が気になることがある
・管理費と修繕積立金が毎月かかる
・増築はできない
・将来、取り壊して再建築することが難しい
(全所有者の5分の4の同意が必要)
・庭が持てない
・改装する場合も、管理組合の同意が必要
・土地の持分が少ないので、築年数とともに資産価値が下落する傾向が強い

【戸建のメリット】
・土地の価値が残る
・プライバシーが守られやすい
・建替えや、増築・改築が自由にできる
・庭が持てる
・ペットを自由に飼える
・土地の売却が可能
・住まなくなった後、賃貸アパートや駐車場経営
などに土地を使える
・税金(固定資産税など)がマンションより安い

【戸建のデメリット】
・自分で建物を管理・修繕する必要がある
・同じ立地、広さで比べると、マンションより割高
・火災の危険性が高い(木造の場合)
・火災保険料が高い(木造の場合)
・防犯上、マンションより不利な面が多い

 いかがでしょうか?
まとめると、マンションは好立地で購入金額が割安で手間いらずな反面、自分の好みで家を改装したりすることにはハードルがあり、土地の処分が自由にできない、資産価値が下落しやすいなどの制約もあります。
 反対に戸建は、自己責任で行う事が増えますが、自由に改築や処分をすることができ、自分の裁量でできる範囲が広いのが特徴です。
 最後はご自身の好みで決めるのが一番でしょう。