家を新築する時は、まず設計図を書きます。

これがないと、大工さんもどんな家を作ればいいか、分かりませんからね。

家づくりは、この設計図を元に、大工さん、設備屋さん、左官屋さん、足場屋さん、基礎屋さんなどが協力して進めていきます。

発注先は一社でも、その会社がこのような色々な職人さんに仕事を振っていくわけです。

 

 さて、この設計図を含む設計図書(他には、構造計算書や、工事請負契約書、建築確認申請書などがあります)ですが、新築時にはもちろん作成されますが、これが中古になると、無い場合があります。

 

何代もオーナーが変わった家などは、途中で途切れてしまっていることも多いです。

 

 この設計図書、非常に大事ですので、家を買う時には必ずあるかどうか確認し、あれば売主さんから受け取るようにしましょう。

 

なぜ設計図書が重要かと言うと、後々、家に不具合が発生したり、リフォームをしたりする時に必要になるからです。

 

例えば、リフォームで部屋と部屋の間の壁や柱を取り払って2部屋を1部屋にする時などは、壁のどの部分に柱が入っているのかが分からなければ、工事ができません。

また、どこに柱があるか分かったとしても、その柱がどのくらい重要な柱かは、構造計算書等を確認しないとはっきりとは分かりません。

 

抜いてしまっても問題ない柱なのか、抜いてしまうと屋根が落ちてしまう柱なのか、構造計算書が無いとよく分からないからです。

 

そして、将来家を売る時にも設計図書があった方が売りやすくなります。次の買い手が安心できるからです。

 

 このように、設計図書はその家の価値を左右する資料ですので、しっかり管理するようにしましょう。